長期休校期間中の英語学習法

英語が苦手な中学2年生へ:英語の教科書が理解できるための秘策☆本気で英語を学び直してみませんか?

どうも中学1年生の終わり頃から,英語に対して自信が持てなくなった,苦手意識を感じるようになった,英語の授業が好きになれない!
そんな兆候が少しでもあるような方は是非,実践してみてください!
英語を基礎から本気で学び直すための秘策とコツを大公開!!

そして,長期休校が解除されて学校の授業が始まったとき,
英語の苦手意識を克服したという充実感とともに,
英語の授業が楽しみになり,
自信を持って英語が好きと言えるだけではなく,
英語を通して拡がるすばらしい世界を楽しめる,
そんなすばらしい体験をするための第一歩を踏み出してしてみませんか!?

今なら英語を得意科目にするのは実は簡単!

英語は中学校から本格的に教科として学習を始めて,まだ1年半ほどしか経っていません.実は,いま現在,苦手意識を抱いていたとしても,能率的な学習により,得意科目にしてしまうのはとても簡単なことなのです.まずは,この事実を知識として頭にたたきこんでおいてください.

ただし,とても簡単なのは,中2の今だからこそです.英語は積み上げの科目.苦手克服を先送りすればするほど,急激に困難になっていきます.だからこそ,今が一発逆転のチャンスなのです!

あなたは,これからお話しする内容をそのまま実行してもよろしいですし,自分なりに工夫してアレンジした方法で実行してもよろしい.むしろ,自分の現状と対話し,より効果的な方法になるように,適宜,変更や追加をしながら実行することをおすすめします.

英語苦手を克服して英語が得意になった自分をイメージせよ

最初に行うことは,英語苦手を克服し,自分の英語力が飛躍的に向上した状態を鮮明にイメージすることです.このイメージは,強力な「動機付け」となり,あなたを応援してくれるでしょう.

一番簡単なのは,英語ができる人をイメージしてみてください.あなたのクラスにも一人ぐらいいるのではないですか,英語がすごくできる子が.授業中に当てられて音読を指名されると,スラスラとCDの音声のように読む.先生に英語で質問されても瞬時に英語で即答.かっこいいですよね.

でも,それはその子の特権ではありませんよ.あなたもその域に達することはできるのですよ.正しい学習法で,時間をかけ,毎日コツコツと継続したら.あなただけではありません.クラス全員がそうなることも可能です.ちゃんと全員がやればね.

もう一つ,イメージしておかなければならないことがあります.もし,このまま,今までと同じように過ごして英語が苦手なまま時間が過ぎていったら,今後,どうなるか?英語との付き合いは,これから何年も続きます.苦手なまま,ずっとつらい思いをするのは大変ですよね.受験や就職などの節目でどうなるか,最悪の結末を想像してみてください.想定し得る最悪の結末を鮮明にイメージするのです.なぜこんな作業をするのかというと,人間というものは,本当に身の危険を感じないと行動しないからです.

早いこと,苦手を克服し,得意になり,好きになって,楽しく英語と付き合えるほうが,いいことがありそうな気がしてきたのではないでしょうか.再び,英語ができるようになると,どんなメリットがあるのか,考えてみましょう.英語の本が読める,他の国の人ともコミュニケーションが取れる.他にはありませんか?

実は,予想外の効果があります.将来,さまざまな視点から物事を考えることに役立つのです.いつもの思考から一歩,外へ出て,別の角度から考え直してみる.これは,意外な発見があって楽しいですよ.それを可能にするのが外国語の学習なのです.英語も例外ではありません.これこそ,英語などの外国語を学習する最大の目的だと私は思うのですが,どうでしょうか.そして,このような能力はこれからは,ますます実社会で必要とされることでしょう.仕事で英語を使う,使わないにかかわらず,です.このことは,英語学習の目的として,もっと指摘されるべきだと私は思っています.

プラス思考で考えても,マイナス思考で考えても,英語を本気で勉強して好きになったほうが有利だということがわかってきたでしょうか.1日でも早く英語が得意になってしまって,自分の世界が拡がっていく楽しさを味わったほうがいいと思いませんか.

英語は積み上げの科目だからこそ,短期間で成果を上げるのは,今がチャンス

英語は積み上げの科目といわれています.実際,その通りで,基礎の段階で,少しでも理解不足,習得不足,習熟度が低い部分があると,その後の学習がだんだんと困難になっていきます.その最初のちょっとしたことが,英語が得意になるか,苦手になるのかの分かれ目.それなら,その最初の部分,そのちょっとしたことに着目するのがよさそうです.まず,基礎を固めるのですね.

最初の部分はそう難しくはないですよ.中学1年生の最初の部分ですよ.そこをちょっとのぞいてみましょうよ.そして,最初の部分のちょっとした間違いを修正するのです.そうすると,最初の部分から少しだけ進んだところにある,小さな間違いも簡単に修正できます.さらに,もう少しだけ進んだところも簡単に修正.これを繰り返していけば,大きな故障(苦手意識)も直せてしまうというもの.

実は今,あなたが本気で英語の最初の部分に着目しようという決意をしたとしたら,本当に幸運です.なぜなら,最初からの学び直しは遅くなればなるほど大変になるのです.今ならまだ短期間で成果を上げるのは簡単だけど,これが来年や高校生になってからだと本当に大変ですよ.このことは大事なことなので,後でまたお話ししましょう.

何をするかということですが,特別なことは何もしません.ただ,「当たり前のことを当たり前にやる」だけです.その過程で,「英語が抜群にできる人が必ずやっている秘策」もお話しします.この秘策はあまり語られることがありません.おそらく,英語ができる人にとってはあまりにも当たり前すぎて,空気のような存在であるために,あえて語られることがないのかもしれません.だから,「秘策」になってしまうのです.あなたも,その秘策をよく理解して実行してしまいましょう.

まずは,「当たり前のことを当たり前にやる」こととは...
「意味や構造のわかった教科書の英文を,正しい発音で,何回も繰り返し,音読すること」
基本的にこれだけなのです.
「ええっ,教科書?」と思ったそこのあなた.無理もありません.今は教科書アレルギーですよね.ごめんなさい,絶対に開きたくない本のナンバーワンでしたね.

じゃ,なぜ教科書を開きたくないの?
「だって,読めないのだもの!」
そうなのです.読めなければ開く気にもなれませんよね.逆に,もしスラスラ読めるようになったら?何が書いてあるか,気になりますよね.あっと驚くようなこともあるかもしれません.

そこで,このページでは,まずは中2英語の教科書が読めるようになるところまでの道順をていねいにご案内をしましょう.そうしたら,間違いなく,英語が少し楽しくなります.そして,「英語が抜群にできる人が必ずやっている秘策」も後でお話ししますね.

短期間で学び直し学習をするために準備するもの

学習を始める前に,準備するものをまとめておきましょう.あくまでも,短期間での学び直しができることと,たとえ小さくても,すぐに確実に成果が得られることにこだわりました.
・ 英語をマスターしようとする強い意志
・ 『中1英語をひとつひとつわかりやすく。(CD付き)』(山田暢彦監修,Gakken)
・ 時間
以上です.その他のものは,とりあえずは基本的に不要です.「あれあれ?教科書は?」もちろん,最終的に攻略すべき対象はあくまでも学校の教科書です.教科書を音声も含めて,徹底的にマスターすることを目指すのです.

ただ,教科書の量は膨大です.少なくとも英語が苦手なうちは,そう感じてしまいます.そこで,教科書で習う内容の核心をわかりやすくまとめ直した薄い冊子があればいいなあ,と考えてしまいます.要は「おいしいところ取り」,すなわち,最も重要なことを押さえてしまうことにします.そんな冊子はちゃんとあります.
中1英語をひとつひとつわかりやすく。(CD付き)』(山田暢彦監修,Gakken)
です.

現在の学校(主に公立中学校)では,教科書を理解するための文法の説明をあまりしないようです.耳から入った音声から英語を体得し,頭の中で自然に起こるであろう変化により,隠れた英語の法則を理解していく.そして,頭の中で自然に整理がなされ,最終的には使えるようになろう,というもの.

現在では,文法はあまり流行らないらしい.会話のほうが楽しいし,がんばって勉強するのではなく,会話体験を通した活動で自然に英語を身につけよう,と.音声や体験,活動を重視すること自体は大切なことですし,間違いではありません.文法のような学習は自分でもできますが,体験や活動は授業でないとできませんからね.ところが見落とされている重大な欠点があるのです.

実は,このアプローチでは個人差が大きく,有限の時間ではすべての人でうまくいくとは限らない,ということです.先にも延べたとおり,英語は積み上げの科目でしたね.だから,最初のほうでつまずくと,どんどんわからなくなっていく.そのためにずっと低空飛行で苦しむことになるのです.自然な「気づき」を待つより,的確な説明をしてもらえれば瞬時に理解できるのに!おそらく,英語に苦手意識を持っているあなたもそのうちの一人なのかもしれません.

この 『中1英語をひとつひとつわかりやすく。(CD付き)』(山田暢彦監修,Gakken) は,目にやさしいイラストと,語りかけるような文章で英語の基礎の基礎をわかりやすく解説.いわば,誌上個人授業をしていただいている感じです.しかも,全レッスン無料動画付きで,人気講師がテキストの内容をていねいに解説してくれます.

CDを使った「聴く・読む」練習,そして音読と書くこと

『中1英語をひとつひとつわかりやすく。』は1冊で,単に問題を解くだけではなく,文法的な説明を理解し,「聴く・読む」練習に音読を加え,書く練習も行うのが特徴です.いわば1冊をあらゆる角度から徹底的に有効活用するということです.

私がこの 『中1英語をひとつひとつわかりやすく。(CD付き)』(山田暢彦監修,Gakken) をおすすめするのには,もう一つ,大切な理由があります.それは,著者の山田暢彦氏が,「将来,英語を話せるようになるために基礎の基礎の段階で,どのようなことを大切にし,何をどのようにやっていけばよいのか」という問題について徹底的にこだわっていることです.

何を大切にすればいいのかというと,それは「感覚」だと山田氏は言っています.先ほどお話ししました英語ができる人の感覚とはどのようなものなのでしょうか?何を感じ,どのように頭が働いて,どのように英語を話したり,書いたり,読んだり,聴いたりしているのでしょうか.そのひとつひとつを,順を追って,中1の一番最初から理解しながら,少しずつ積み上げていくのです.

学ぶ内容は英語を話すために必要な規則をひとつひとつ,確認していくだけです.いわゆる「文法」をわかりやすく,なじみやすい言葉に言いかえながら説明し,理解していく.そして,簡単な問題で練習して定着を図る.特に,練習問題は他のワークや問題集に比べるとかなりやさしいのが特徴.これがまた,ポイントです.やさしいから身に付くし,イラスト,無料動画,語りかけるような文章で,本当に身につけなければならない核心をグッと,頭で理解できる同時に,体でも感じられる.そのように組み立てられているのです.

そして,頭と体に入り込んだ英語の感覚を逃がさない工夫もある周到さ.どうすれば逃がさないようにできるのか?その一つが「音読」です.もちろん,最初からうまくできるわけがありません.しかし,著者の指示に従って,毎回,チャレンジしていると,うそのようにだんだんとうまく言えるようになっていく.この辺の題材の選択と収録順序には,「やられた!」という感じですね.

頭と体に入り込んだ英語の感覚を捕獲するもう一つの工夫は,「書くこと」です.3~6回に一度,「復習テスト」と称して,英文を書く練習もできるようになっています.時間が経てば人間というものは忘れますから,少し忘れてきたタイミングでの「復習テスト」.これで確実に定着できることでしょう.

別世界を知った後,さらにその先へ

中1英語をひとつひとつわかりやすく。(CD付き)』(山田暢彦監修,Gakken) を最後までやった結果,どのように感じましたか.今までモヤモヤしていたものが,霧が晴れるようにすっきりと理解できるようになったのではないでしょうか.ここで,中1の教科書を開いてみてください.以前より,すっきりとわかるようになったのがわかるでしょう.「読める!」この感動を存分に味わってみてください.そして,ここまで努力した自分を,思いっきりほめてあげてください.

一方,まだモヤモヤしている部分も少しありますよね.今から,そのモヤモヤもすっきりさせる方法をお話ししますね.簡単です.『中1英語をひとつひとつわかりやすく。(CD付き)』(山田暢彦監修,Gakken) をもう一度,最初からやってみるのです.2回目は,1回目に比べてずっと小さな努力と短い時間で進みます.その上,1回目よりも得られることがはるかに多いのです.ぜひ,やってみてください.3回やってもいいですよ.もっと理解が進み,もっと感動しますから.

私はこのページの中程で,「英語が抜群にできる人が必ずやっている秘策」を後でお話しする,と言っていたのを覚えていますか?実は,時々,復習すること.これが「英語が抜群にできる人が必ずやっている秘策」なのです.その代表格が英語の先生.1年生を教えることもありますから.

中1英語をひとつひとつわかりやすく。(CD付き)』(山田暢彦監修,Gakken) を2回以上繰り返したみなさんはもう,教科書と教科書ガイドと教科書の音声CDがあれば自習できるだけの力がついているのではないでしょうか!ぜひ,教科書ガイドと教科書の音声CDを使って,中1の教科書を始めから復習してみてください.そして,中2の教科書も...

教科書を復習するときのコツもいろいろとあるのですが,それはまたの機会にお話ししましょう.

ついでに,もっと先のお話もしましょうか.あなたが上級レベルに進まれたときのことを.スラスラと話せるようになるために,瞬間英作文というトレーニングの方法があるのですが,その瞬間英作文用の良い素材が必要になることでしょう.その時にもぜひ,この 『中1英語をひとつひとつわかりやすく。(CD付き)』(山田暢彦監修,Gakken) をもう一度,活用してくだされば幸いです.

英語苦手を克服するために準備するもののまとめ

準備するものをもう一度,まとめておきましょう.
・ 英語をマスターしようとする強い意志
・ 『中1英語をひとつひとつわかりやすく。(CD付き)』(山田暢彦監修,Gakken)
・ 時間
この3つであなたの英語苦手克服プロジェクトをぜひ,成功させましょう!

最後に一言

最後に,どうしても述べておかなくてはならないことがあります.「脅し」になってしまいますので本当は言いたくはないのですが,厳しい現実をお話ししないわけにはいきません.まじめにちょっとした計算をしてみましょう.ドキッとするお話をします.

今,あなたが英語を本気で学び直すことをせずに,このまま1年間が過ぎたらどうなるのでしょうか?1年先に同じ方法で学校の英語の授業の進度に追いつくために必要な学習時間は...今すぐ行う場合に比較して,必要な時間は2倍程度になるはずです.やる量が2倍になるのだから当たり前ですよね.2年先なら...3~4倍になりますよ.なぜなら,人間の記憶や理解は忘却との戦いだからです.それだけではありませんよ.それまで,ずっと英語が苦手なままだとしたら...苦しい毎日ですよね.そして,英語の出来・不出来が今後のあなたの人生を左右するとしたら...今,英語のやり直し学習を始めない手はないとは思いませんか?

逆に,あなたが今,英語を本気で学び直した場合の1年後,2年後を想像してみましょう.『中1英語をひとつひとつわかりやすく。(CD付き)』(山田暢彦監修,Gakken) で英語の基本と全体像を把握するのに,それほど時間はかからないでしょう.その先の英語の学習はきっと,楽しいはず.日常生活にちょっとした新鮮な刺激も与えてくれます.1年後,2年後,...英語で拡がるであろう,すばらしい世界にきっと,わくわくしているのではないでしょうか!さらにその先には,もっと,もっと,楽しいことがたくさんあるはずです.

あとはやるか,やらないか
あなたは,どちらを選択しますか?
あなたのちょっとした勇気ある決断で,すばらしい未来が開けますように!